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このコラムでは、ひざ痛を防ぐための運動や体操を紹介していくことにします。
さて今回は、O脚とひざ痛防止におすすめの「タオル縛り運動」についてご紹介しましょう。
変形性ひざ関節症になる人は、ほとんどがO脚です。外国人の場合には、X脚が原因でひざ痛になるケースもあるのですが、日本人には稀です。ここではO脚を矯正し、ひざ痛を予防する簡単な体操をご紹介しましょう。
まず、1本のタオルか手ぬぐいを用意してください。
椅子に浅く座って、自分の両足の脛の辺りをタオルで縛ります。両足が固定されるよう、ちょっとキツめに縛るほうがいいでしょう。
次に、座った状態のまま、自分の両ひざの間に両腕を差し込んで、太ももを広げていきます。背を丸めながら徐々に両腕を深くしていき、両ひじが太ももの位置にくるくらいまで入れてください。
そして、その状態で腕に力を込め、太ももを押し広げていくのです。
これを2〜3回くり返して終了。朝晩一回ずつ行なうといいでしょう。
この「タオル縛り運動」を行なうと、O脚を進ませている状況とは“逆のベクトル”で力が足に加わることになります。
縛られている脛の部分には、「外側から内側へ」の力が働き、両腕で押し広げている太ももには「内側から外側へ」の力が働くのです。
つまり、O脚で力のかかる方向と逆方向の力を加えることによって、歪みを矯正していくわけです。
ですから、この「タオル縛り運動」を行なうときには、両足の脛骨のほうはぴちっと閉じて動かさず、太ももの大腿骨だけを外側へ広げていくような感覚で行なうのがコツです。
この体操を習慣的に行なっていると、次第に関節内の重心のかかり方の偏りが解消されてくるようになります。そのため、O脚改善やひざ痛緩和にたいへんおすすめなのです。
参考になさってください。
なお、関節痛を軽減・治癒する目的で、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸などの成分が配合されたサプリメントが市販されています。こうしたものも上手に活用しながら、関節痛を予防・治療していきましょう。
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