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2012/11/05
「変形性膝関節症、3Dで分析」
済生会富山病院(富山市)は、変形性膝関節症の治療として人工膝関節を設置する際、手術前に3D画像で骨の状態を全角度から見ることによって、より正確で安全な手術ができる最先端のシステムを導入。
「シグネチャーガイド」と呼ばれるシステムは、整形外科の医療機器関連メーカー「バイオメット・ジャパン」(東京)が日本に9月から導入し採用が広がる。
人工膝関節の手術の場合、大腿骨(だいたいこつ)と脛骨(けいこつ)に人工関節を装着するため、老化などですり減った軟骨などを取り除かなくてはならない。新システムでは、それぞれの患者のコンピューター断層撮影(CT)または磁気共鳴画像装置(MRI)のデータに基づき、患部の正確な骨の様子を再現した3D画像を作成。医師はコンピューター画面で3次元のシュミレーションを行い、骨を切る角度と量などを設定可能。
医師専用のウェブサイトからベルギーの画像解析専門会社にデータを送り、医師が術前計画を決定すると、約5週間で、手術の際に骨に直接装着すれば計画通り骨を切ることのできる専用の器具と骨の模型が送り返されてくる仕組み。
従来の手術法では、削り取る骨の角度や量を割り出すため、大腿骨の内部に棒状の器具を通すなど多くの作業が必要。新システムでは、経験の少ない若手医師も短時間で人工関節の正確な設置が可能になり、血栓症などの合併症のリスクも軽減。
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