三大成分「ヒアルロン酸」「グルコサミン」「コンドロイチン」を徹底比較!
このコラムでは、家庭でできるひざの痛みの治し方についてご紹介していきます。
ひざに痛みをもたらす病気のなかで、もっとも多く見られるのは「変形性膝関節症」で、受診者の半数以上にのぼります。
その名のとおり、膝関節が変形することによって、痛みや運動の制限などをひきおこすひざの疾患です。
若いころのケガがもとになることもありますが、大半は老化によってひきおこされます。
膝関節は、大腿骨と脛骨のつなぎ目の部分で、体重をささえ、複雑な動きに対応するという大切な役割をもつために、つねに大きな負担をしいられています。
若いうちは、関節軟骨や半月板も弾力に富み、運動の衝撃を十分に吸収・分散することができます。筋肉そのものにも力があって運動機能も高いため、膝関節が直接ダメージを受けることは少ないのです。
しかし、年をとるにつれ、筋肉や腱、骨などひざ周囲の組織もおとろえてきます。なかでも関節軟骨のおとろえが問題です。しだいに水分が減少し、弾力が乏しくなります。ひざの動きも円滑でなくなります。
そもそも関節軟骨は弾力性に富んだ組織で、骨の関節面を3〜4ミリの厚さでおおい、関節の動きをなめらかにすると同時に、関節に加わる衝撃を吸収するクッションの役割をはたしていました。そのはたらきが損なわれることになるのです。
弾力を失った関節軟骨には、強い圧力がかかるようになります。関節軟骨の表面はザラザラ、でこぼこになり、圧力の特に大きい部分はすりへって、しまいには骨の表面が露出するまでになります。そして骨に高い圧力がかかるようになると、骨の端のふちの部分が増殖して、ひざの変形が促進されます。
参考にしてみてください。
なお、変形性ひざ関節症によるひざの痛みを軽減・治癒する目的で、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸などの成分が配合されたサプリメントが市販されています。こうしたものも上手に活用しながら、ひざの痛みを改善・治療していきましょう。
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