三大成分「ヒアルロン酸」「グルコサミン」「コンドロイチン」を徹底比較!
関節痛と言うと、最もポピュラーなものは「ひざ関節痛」ではないでしょうか?
ひざは、体のうちでももっとも体重がかかる関節です。歩いたり、走ったり、座ったり、飛び跳ねたり・・・何らかの動作を行えば、ひざ関節にはその都度、体の数倍から数十倍の重みがのしかかってきます。大きな力がかかるために、トラブルが生じ易いわけですね。
このコラムではさまざまなひざ関節痛に関する疑問にお答えしていきます。
さて、下半身の冷えは、ひざ痛によくないのでしょうか?
結論から言えばもちろんよくありません。ひざや腰はできるだけ温めてください。関節を冷やすのは禁物です。
もし、ひざや腰に痛みを抱えている人であれば、下半身を冷やすことによってその痛みがさらにひどくなってしまうことでしょう。
冷えた状態のもとでは、血行が悪くなって酸素が行き渡らなくなるために、筋肉が硬直して関節を動かしにくくなります。
また、冷えると関節の拘縮が進みやすく、動く範囲が狭くなってしまいがちにもなります。そういうふうに、冷えて縮こまった冷関節をなんとか動かそうとするわけですから、ひざや腰などの痛みが増してしまうのも当然なのです。
ですから、体を冷えにさらすような状況は極力回避して、もしそういう場に赴く場合は徹底したガードを心がけるべきです。とりわけ、下半身は血行不良に陥りやすく冷えやすいですから、重点的に対策をとるようにしてください。
たとえば、女性であれば、なるべくスカートよりもパンツルックを選ぶようにするといいでしょう。さらに、ひざ掛けやショールなど、「冷えてきたな」というときに下半身を守れるような“布地”を常に持ち歩きたいものです。
冬に限らず、夏の冷房風から身を守るためにも、こうしたアイテムは欠かせません。
なお、下半身を温める工夫も大切です。
おすすめは携帯用カイロ。痛む部分や冷えやすい部分に手軽に貼って用いることができます。ひざ痛の場合は「ひざの内側のちょっと下あたり」、腰痛の場合は「腰椎の位置」や「仙腸関節の位置」に貼るようにするといいでしょう。
ちなみに、温湿布は意外に温める効果が少ないので、私は温湿布よりもカイロの使用をすすめるようにしています。ただし、携帯用カイロを用いる場合は、長時間の使用を避け、低温やけどに十分に注意するようにしてください。
そのほかにも、最近は、温熱効果をもたらすサポーターなど、いろいろな“温めグッズ”が販売されています。ぜひ、あの手この手を使って体を温め、冷えを撃退するようにしましょう。
参考になさってください。
なお、関節痛を軽減・治癒する目的で、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸などの成分が配合されたサプリメントが市販されています。こうしたものも上手に活用しながら、関節痛を予防・治療していきましょう。
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