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関節痛と言うと、最もポピュラーなものは「ひざ関節痛」ではないでしょうか?
ひざは、体のうちでももっとも体重がかかる関節です。歩いたり、走ったり、座ったり、飛び跳ねたり・・・何らかの動作を行えば、ひざ関節にはその都度、体の数倍から数十倍の重みがのしかかってきます。大きな力がかかるために、トラブルが生じ易いわけですね。
このコラムではさまざまなひざ関節痛に関する疑問にお答えしていきます。
さて、正座がつらいときは無理をしないほうがいいのでしょうか?
結論から言うと無理は禁物です。でも、正座ができるようにがんばってください。
変形性ひざ関節症が進んでひざ関節が硬くなってくると、だんだん可動域が狭くなり、正座をするのがつらくなってくるものです。
痛みがつらいときは、あまり無理をしないほうがいいです。関節に負担をかけすぎないよう、足を崩す座り方をしたり、椅子に座ったりしたほうがいいと思います。そのほうがずっとラクに座れるはずです。
しかし、ずっとそのままでいいというわけではありません。
関節という器官は、動かさないと動かなくなっていくもの。正座がつらいからといって、ずっと正座を敬遠してばかりいては、いずれ関節の拘縮が進み、正座ができなくなってしまいます。
だから、「ちゃんと正座をしよう」という努力は続けていくべきです。
日頃からお風呂で「ひざ曲げ伸ばし体操」などをやっていれば、ひざ関節の硬さは着実にとれていきます。
また、ふだんから「なるべくひざを曲げよう」「なるべくひざを伸ばそう」という意識を持って生活していれば、少しずつ、ひざの曲げ伸ばしがスムーズにできるようになっていくはずです。そういう努力を積み重ねて正座ができるようになっていった方がたくさんいらっしやいます。
ぜひ、みなさんも正座から逃げずに、正座に立ち向かっていくような姿勢で臨んでください。
なお、よく「そもそも、正座という座り方は、ひざにいいのでしょうか、悪いのでしょうか」という質問を受けます。
その答えは、「短時間の正座なら○、あまりに長時間の正座は×」です。
正座はひざの関節を深く曲げることになるため、そんなに長い時間でなければ、ストレッチにもなり非常におすすめです。しかし、足がしびれるほど長時間座り続けるのは、かえって関節の負担となります。
ですから、畳や床に座るときは、正座を基本に、たまに足を崩すくらいがちょうどいいのです。何事も程度問題。ほどほどがいちばんというわけですね。
参考になさってください。
なお、関節痛を軽減・治癒する目的で、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸などの成分が配合されたサプリメントが市販されています。こうしたものも上手に活用しながら、関節痛を予防・治療していきましょう。
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