三大成分「ヒアルロン酸」「グルコサミン」「コンドロイチン」を徹底比較!
このコラムでは、家庭でできるひざの痛みの治し方についてご紹介していきます。
さて、膝関節は全休重を支えながら複雑な動きをしているにもかかわらず、その外側が筋肉などでおおわれ保護されているわけでもないので、外傷を受けやすい環境にあるといえます。
スポーツなどによるその他の障害としては以下が挙げられます。
1.ジャンパーひざ(膝蓋靭帯炎:しつがいじんたいえん)
激しいジャンプをくり返すスポーツは膝蓋骨の上下、特に下部の膝蓋靭帯に大きな負担をかけます。
その結果、損傷や炎症がおこるものです。
慢性的に同じ所に負担がかかった結果ですから、まずその動作を中止します。
入浴後の太もも前面のストレッチングも効果的です。
消炎鎮痛剤を用い、場合により手術します。
ジョギングなどでも同じ症状がでることがあります。予防するには運動の前後に入念にひざのストレッチングを行うことです。
2.離断性骨軟骨炎
激しいスポーツなどで、ひざに大きな力が加わり、大腿骨の関節軟骨の下の骨が破壊されるものです。
これにより関節軟骨がはがれ、関節内を移動すると(関節内のこのような軟骨や骨のかけらを「関節ねずみ」という)、すきまにはさまって激しく痛むことがあります。
この場合は関節鏡をつかった手術が必要になる場合もあります。
3.膝蓋軟骨軟化症
膝蓋骨の軟骨が軟化・変性します。主な原因は運動などによる膝関節へのストレスにあると考えられていて、特に若い女性に多くみられます。
階段の昇り降りや、立ち上がるときなどに痛みます。
また、膝蓋骨を押すと痛みを感じ、ひざがくずれる感じがしたり、音がすることがあります。
運動量の制限が必要で、痛みが激しい場合は包帯やギプスで固定したり、手術を行ったりします。
参考にしてみてください。
なお、変形性ひざ関節症によるひざの痛みを軽減・治癒する目的で、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸などの成分が配合されたサプリメントが市販されています。こうしたものも上手に活用しながら、ひざの痛みを改善・治療していきましょう。
>>>関節サプリメント比較はこちら