三大成分「ヒアルロン酸」「グルコサミン」「コンドロイチン」を徹底比較!
関節痛と言うと、最もポピュラーなものは「ひざ関節痛」ではないでしょうか?
ひざは、体のうちでももっとも体重がかかる関節です。歩いたり、走ったり、座ったり、飛び跳ねたり・・・何らかの動作を行えば、ひざ関節にはその都度、体の数倍から数十倍の重みがのしかかってきます。大きな力がかかるために、トラブルが生じ易いわけですね。
このコラムではさまざまなひざ関節痛に関する疑問にお答えしていきます。
さて、筋トレは別に必要ないって本当でしょうか?
結論から言えば本当です。それよりも、よく歩くようにしてください。
ひざ痛の患者さんに「痛みの原因は、足の筋力低下です」と説明すると、ジムヘ行って、慣れない筋トレをけじめようとする方がいらっしやいます。
でも、そんな必要はないと思います。
なぜなら、筋トレをがんばりすぎて、かえってひざの関節や筋肉を痛めてしまうケースが多いからです。
それに、筋トレが好きで、どこをどう鍛えるかがわかっている人がやるのなら別ですが、多くの初心者はそれがつかめていません。そのために、やみくもにトレーニングをして、必要のない筋肉を鍛えたり、必要な筋肉をまったく鍛えていなかったりする場合が少なくないのです。
私は、筋トレをする時間があるなら、その分歩いたほうがいいと思います。
先にも述べたように、「小まめによく歩くこと」は、ひざ痛持ちの人にとって、もっとも効果的なトレーニングです。ひざ関節は「歩くため」にこそ存在するもの。その動きの円滑さは、やはり「よく歩く」ことによって取り戻していくのがいちばんなのです。
なお、腹筋や背筋も、ことさら鍛える必要はありません。
よく「腰痛の人は、腹筋・背筋を鍛えるべきだ」という話を耳にしますが、これはウソだと考えています。それは、腹筋や背筋を鍛えぬいたスポーツ選手にも腰痛持ちが多いのを見ればわかることです。
腹筋や背筋は、ふつうの日常生活を送れるだけの量と強さがあれば十分なのです。ですから、ひざ痛の人も腰痛の人も、腹筋運動や背筋運動を無理にがんばる必要はないでしょう。
また、スクワットも、やりすぎるとひざを痛めるので注意してください。
ひざ痛が気になる人がスクワットを行なう場合は、ひざを深く曲げない「ハーフスクワット」にしておいたほうが無難です。ハーフスクワットとは、ひざを曲げる角度が90度以内の軽いスクワットのこと。
なお、ハーフスクワットであれ、やってみて少しでもひざに痛みを感じるなら、その時点でやめておくことです。くれぐれも無理はしないようにしてください。
参考になさってください。
なお、関節痛を軽減・治癒する目的で、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸などの成分が配合されたサプリメントが市販されています。こうしたものも上手に活用しながら、関節痛を予防・治療していきましょう。
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