三大成分「ヒアルロン酸」「グルコサミン」「コンドロイチン」を徹底比較!
このコラムでは、家庭でできるひざの痛みの治し方についてご紹介していきます。
さて、年をとると筋肉もおとろえてきます。前述のとおり、ひざは大腿四頭筋や大腿二頭筋などの筋肉によって支えられていますから、その筋肉がおとろえてくれば、それだけひざに負担がかかることになります。これも痛みにつながる要因の一つといえます。
あまり意識されていませんが、肥満とひざの故障とのかかわりには密接なものがあります。からだが重ければ重いほど、ひざへの負担は大きくなるわけですから、これは当然のことといえるでしょう。
ここで問題なのは、ひざへの圧力は体重の何倍にもなるということです。階段の昇り降りでは全体重の約3〜5倍、かけ足では8倍もの負担がかかるといわれています。
たとえば、5キロ体重が増えたとしましょう。そのとき、単純に5キロぶんだけ負担が増すというわけではなく、たとえばかけ足をするときには40キロもの力が余分に加わってしまうのです。この状態がひざにのぞましいわけがありません。
肥満がすすむと、ひざの安定を得るために体重がひざにかかりやすくなります。このため、歩行などの日常動作でも、ひざの関節軟骨への負担が大きくなってすりへり、変形をおこすのです。
また、ひざのぐあいが悪くなると、痛みのために動くのがおっくうになります。そして運動不足になり、さらに肥満を助長させてしまいます。
そうならないためにも過度の体重をへらすのは大切なことです。標準体重をキープしてひざへの負担をふやさないことが、ひざの病気の予防と症状の緩和にもつながります。
参考にしてみてください。
なお、ひざの痛みを軽減・治癒する目的で、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸などの成分が配合されたサプリメントが市販されています。こうしたものも上手に活用しながら、ひざの痛みを改善・治療していきましょう。
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