三大成分「ヒアルロン酸」「グルコサミン」「コンドロイチン」を徹底比較!
このコラムでは、ひざ痛を防ぐための運動や体操を紹介していくことにします。
さて今回は、ハムストリングスを刺激して、体をやわらかくする「8の字体操」についてご紹介しましょう。
体が硬い人は、ひざ痛になりやすい傾向が見られます。
たとえば、「立位体前屈」をやってみて、指先が床につかないような人は、かなり体が硬い証拠です。お尻から太ももの裏側にある「ハムストリングス」という筋肉が硬いために、体を深く折り曲げられないんですね。そういうふうに、下半身の筋肉の伸縮性が今ひとつだと、ひざの関節の動きにも影響が出てくる可能性があります。
とはいえ、体が硬いのはひざ痛の直接的な原因というわけではありませんし、そんなに気にすることもないとは思いますが、日頃から体を柔軟にしておくに越したことはありません。
そこで、体をやわらかくする「8の字体操」をご紹介することにしましょう。
みなさん、最初に一度、立位体前屈をやってみて、自分の体の硬さの程度がどれくらいなのかを確認しておいてください。
それでは、「8の字体操」をはじめましょう。
まず、広くて平らな場所に立ち、左右の足を交差させます。左右の手をひねって組み、腕を伸ばし、手は組んだ状態のまま前屈します。手を下に伸ばして組んだまま、床に大きく「横8の字」を描くように10回ほど回します。
さらに、左右逆のパターンも同じように行ないます。左右の足をさっきとは逆に交差させ、手の組み方も上下を逆にしたうえで、大きな「横8の字」を10回ほど描いてください。
これで終了です。さて、それではみなさん、もう一度、立位体前屈をやってみてください。
どうです? さっきよりも体を深く折り曲げられるようになったのではありませんか?
きっと、みなさん「8の字体操」をやっている最中、足の後ろの筋肉がさかんに刺激されているのをお感じになったことでしょう。これは、足の後ろのハムストリングスがストレッチされていた証拠。
この筋肉がほぐされたことによって、体がやわらかくなったというわけです。
ふだん、体の硬さを自覚している方は、どうぞ習慣にしてみてください。
参考になさってください。
なお、関節痛を軽減・治癒する目的で、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸などの成分が配合されたサプリメントが市販されています。こうしたものも上手に活用しながら、関節痛を予防・治療していきましょう。
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